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産後に起こる体の変化と解決法
出産後の女性の体にはどのような変化が起こるのでしょうか。
今回は、代表的に見られる体の変化とその解決法を簡単にご紹介します。
後、開いた骨盤をそのままにしておくと、産後太りを起こすことがあります。 出産によって歪み、そして開いた骨盤をほったらかしにしておくと、開いた骨盤の上に余分な脂肪がつき、下半身太りしてしまいます。
産後太りを解消するには、体重が落ちやすい産後6ヵ月までにダイエットするのがベストです。
食事の量を制限するのではなく、栄養バランスの見直しに重点を置きましょう。 和食中心の食事がベストです。
食事制限は簡単にカロリーを抑えられますが、体力を使う子育て中のママには向いていません。 特に、母乳育児をしているママは、エネルギーを多く消費するので注意してください。 たんぱく質やビタミン、ミネラルを含んだ野菜を多く摂るようにしましょう。
産後は母乳に水分をとられるため、便秘になりやすい状態です。こまめな水分補給を心がけましょう。
・水分をたっぷりとる ・食物繊維をしっかりとる ・なるべくトイレに同じ時間に座る習慣を作る ・排便に関わる筋肉などを鍛える(骨盤底筋体操がおすすめ)
妊娠中から赤ちゃんを大きく育てるために、子宮とその周りの筋肉が緩んで伸びます。
特に骨盤底筋群という筋肉は出産前後でとても柔らかくなります。ここが緩むと、痔になりやすくなり、赤ちゃんが通過した後はさらに痔が外に出てきてしまいます(脱こう)。
ですので、産後すぐから、骨盤底筋群を鍛えることをおすすめします。
産後は尿道を締めている筋肉がゆるむため、尿漏れしやすくなります。
痔と同様の原因で起こるので、産後すぐから、骨盤底筋群を鍛えましょう。
①姿勢を正して立ち、息を吸いながら5秒間かけて膣をぐっと締めていく
②締めたままの状態で5秒間静止する
③5秒間かけて息を吐きながら膣をゆるめていく
・立っているにちょっと締めてみる
・椅子に座ったら、座面を吸い込むイメージをしてみる
・トイレで用を足した後、締めて緩めてを10回繰り返す
・電車に乗ったら、一駅分締めてみる
日常生活に少しずつ使っている時間を増やすと、使わず使えなくなってしまった骨盤底筋も、必ず使えるようになっていきます。
食事や生活環境、育児の疲れなどから、乳腺が詰まって炎症を起こし乳腺炎になることがあります。
逆に、おっぱいがなかなか軌道に乗らず悩む人もいます。
痛みがある方の乳房から先に、できるだけ頻回に授乳しましょう。
その際、痛みのある部分が、赤ちゃんの下アゴか鼻の方にくるように抱き方を工夫すると、詰まった母乳の除去に効果的です。
また、授乳の際に、乳汁の滞りのある部位から、乳首に向かってやさしく「さする」ことも効果があるでしょう。
ただ、痛みが強いと射乳反射(母乳が出る作用)が抑えられてしまうことがあります。
また、乳腺炎のある方の乳房から作られる母乳は、塩分が増えることもあり、赤ちゃんが飲んでくれないこともあります。
このようなときは、反対側から授乳し、少ししたら(あるいは炎症がある方の乳房が張ったら)痛い方の乳房を飲ませましょう。
どうしても飲んでくれないときは、搾乳で対処してください。
乳腺炎からの回復には、十分な休息と水分補給、栄養摂取が重要です。
授乳はできるだけ頻回にしつつも、体はしっかり休めましょう。
特に、発熱やインフルエンザのような症状があるときは決して無理をせず、休養をとってください。
その際、水分と栄養摂取にも気をつけましょう。
高熱があって食べられなくても、水分補給はこまめに行ってください。
24/08/28
24/08/21
24/07/16
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出産後の女性の体にはどのような変化が起こるのでしょうか。
今回は、代表的に見られる体の変化とその解決法を簡単にご紹介します。
1.体重が戻りにくい
2.便秘
3.痔
4.尿漏れ
5.おっぱいトラブル
体重が戻りにくい
後、開いた骨盤をそのままにしておくと、産後太りを起こすことがあります。
出産によって歪み、そして開いた骨盤をほったらかしにしておくと、開いた骨盤の上に余分な脂肪がつき、下半身太りしてしまいます。
産後太りを解消するには、体重が落ちやすい産後6ヵ月までにダイエットするのがベストです。
食事の内容を見直す
食事の量を制限するのではなく、栄養バランスの見直しに重点を置きましょう。
和食中心の食事がベストです。
食事制限は簡単にカロリーを抑えられますが、体力を使う子育て中のママには向いていません。
特に、母乳育児をしているママは、エネルギーを多く消費するので注意してください。
たんぱく質やビタミン、ミネラルを含んだ野菜を多く摂るようにしましょう。
便秘
産後は母乳に水分をとられるため、便秘になりやすい状態です。こまめな水分補給を心がけましょう。
便秘解消のポイント
・水分をたっぷりとる
・食物繊維をしっかりとる
・なるべくトイレに同じ時間に座る習慣を作る
・排便に関わる筋肉などを鍛える(骨盤底筋体操がおすすめ)
痔
妊娠中から赤ちゃんを大きく育てるために、子宮とその周りの筋肉が緩んで伸びます。
特に骨盤底筋群という筋肉は出産前後でとても柔らかくなります。ここが緩むと、痔になりやすくなり、赤ちゃんが通過した後はさらに痔が外に出てきてしまいます(脱こう)。
ですので、産後すぐから、骨盤底筋群を鍛えることをおすすめします。
尿漏れ
産後は尿道を締めている筋肉がゆるむため、尿漏れしやすくなります。
痔と同様の原因で起こるので、産後すぐから、骨盤底筋群を鍛えましょう。
骨盤底筋トレーニング
①姿勢を正して立ち、息を吸いながら5秒間かけて膣をぐっと締めていく
②締めたままの状態で5秒間静止する
③5秒間かけて息を吐きながら膣をゆるめていく
日常生活でも骨盤底筋を意識してみましょう
・立っているにちょっと締めてみる
・椅子に座ったら、座面を吸い込むイメージをしてみる
・トイレで用を足した後、締めて緩めてを10回繰り返す
・電車に乗ったら、一駅分締めてみる
日常生活に少しずつ使っている時間を増やすと、使わず使えなくなってしまった骨盤底筋も、必ず使えるようになっていきます。
おっぱいトラブル
食事や生活環境、育児の疲れなどから、乳腺が詰まって炎症を起こし乳腺炎になることがあります。
逆に、おっぱいがなかなか軌道に乗らず悩む人もいます。
解決ポイント
痛みのある部分を確認し、頻回授乳をしましょう
痛みがある方の乳房から先に、できるだけ頻回に授乳しましょう。
その際、痛みのある部分が、赤ちゃんの下アゴか鼻の方にくるように抱き方を工夫すると、詰まった母乳の除去に効果的です。
また、授乳の際に、乳汁の滞りのある部位から、乳首に向かってやさしく「さする」ことも効果があるでしょう。
痛いのに赤ちゃんが飲んでくれないときは
ただ、痛みが強いと射乳反射(母乳が出る作用)が抑えられてしまうことがあります。
また、乳腺炎のある方の乳房から作られる母乳は、塩分が増えることもあり、赤ちゃんが飲んでくれないこともあります。
このようなときは、反対側から授乳し、少ししたら(あるいは炎症がある方の乳房が張ったら)痛い方の乳房を飲ませましょう。
どうしても飲んでくれないときは、搾乳で対処してください。
「休息」と「水分補給」は重要
乳腺炎からの回復には、十分な休息と水分補給、栄養摂取が重要です。
授乳はできるだけ頻回にしつつも、体はしっかり休めましょう。
特に、発熱やインフルエンザのような症状があるときは決して無理をせず、休養をとってください。
その際、水分と栄養摂取にも気をつけましょう。
高熱があって食べられなくても、水分補給はこまめに行ってください。