骨盤底筋の働き

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骨盤底筋の働き

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2019/12/23 骨盤底筋の働き

尿漏れで悩んでいる方は多くいます。原因としては、骨盤底筋の問題が大きいと言えます。ですが、「骨盤底筋」は身体のどこにあるのか知らない人は多いです。
骨盤底筋は生きていく中でとても大切な筋肉ですし、美しさとの関係があります。

 

今回は、骨盤底筋の主な働きについてご紹介します。

 

骨盤底筋ってなに?

骨盤底筋とは、骨盤の底にある筋肉で、女性にも男性にもあります。

骨盤の底には穴が開いており、そこから排尿や排便があったり、女性の場合、赤ちゃんが出てきますので、女性と男性では機能が違うと言えます。
骨盤の底に丸い穴が開いており、そこに筋肉があります。この筋肉が骨盤底筋です。筋肉が重なっているため、自分では動きがわかりにくいです。
例えば、腕だと力が入っていることが自分でわかりますね。足だと、「あっ、疲れたな」と触ることができます。

ですが、骨盤底筋は触ることができないため、自分では筋肉の動きがわかりません。

 

骨盤底筋の働き

内臓を支えている

骨盤底筋群は横隔膜や腹横筋、多裂筋といった筋群と協働して体幹を支えるインナーユニットとなります。

 

排尿、排便

骨盤底筋は、尿道や膣を締める役割もあります。「尿漏れ=骨盤底筋の衰え」とよく言われるのはこのことからです。

 

姿勢

姿勢が綺麗な方は骨盤底筋を上手く使えています。体の安定性や腹圧の調整に関わっているからです。骨盤底を締めて立つことで自然に姿勢が綺麗になります。

 

呼吸

意外かもしれませんが、呼吸も骨盤底筋ととても関係しています。

呼吸が浅いとなかなか骨盤底が使えていないことが多いです。例えば、赤ちゃんを産む時に「ヒーヒーフー」と声をだしますよね。あれは、まさに骨盤底筋を機能させ、赤ちゃんを出すためにしっかりと呼吸をしているのです。

 

運動パフォーマンスの向上

骨盤底を鍛えることで体幹トレーニングのパフォーマンスが向上します。

本来の体幹トレーニングはお腹と背筋だけではありません。骨盤底筋なしでは完成しません。ここが機能しないと、腹筋背筋を自由に使うことができません。

 

骨盤底筋が弱ってきたサインとは?

ホルモンが激減すると、尿漏れや頻尿が起こるようになります。これはごくごく普通のことです。

全世界の女性たちが40,50歳を過ぎると、約4人に1人が尿漏れや頻尿の問題を抱えます。

頻繁にトイレに行くようにしたり、ナプキンをつけてみたりなど…4人に3人は我慢しているようです。尿漏れや頻尿の症状が進むと、トイレにどんどん支配されてしまいます。

このような症状は、「骨盤底筋が弱ってきたよ」という大きなサインです。

他の筋肉が弱ってくると、重たいものが持てなくなったり、筋肉の発揮が少なくなったり、疲れやすくなったりしますよね。骨盤底筋はこうやって、弱ってきたよというサインを出します。

 

女性ホルモンと骨盤底筋

女性はホルモンが減るにつれて、筋肉も減ってしまいます。

骨盤底筋は内臓を支えています。皆さんの中にある子宮、そして臓器を全て支えていています。

女性にしか起こらないのですが、骨盤底筋がゆるむと、中から臓器が出てしまいます。ずるっと落ち、位置が変わってしまうと、働きが途端に悪くなってしまいます。

 

とても疲れやすくなったり、胃が気持ち悪くなったりなど、色んな変化が急に起こってきます。

 

 

「骨盤底筋」と「横隔膜」と「腹筋」「背筋」は1つの膜で包まれています。

「腹筋」の上に「腹横筋」という1番奥の筋肉の上に、「筋膜」という膜が張っていて、その「筋膜」が全部繋がっていて、1つの袋を作っています。その中に骨盤、臓器が内蔵されています。

まとめると、「横隔膜」でパーテーションをしていて、「背中」と「腹筋」と「骨盤底筋」で、胃や腸やそして子宮、それらを全部包んでいます。

 

それらのどれかが緩むと、体型に現れるようになってきます。

男性はお腹が緩むと胃がぼてっとでてき、女性は下腹が出やすくなります。

 

まとめ

骨盤底筋を鍛えることは、「綺麗になること」と「健康になること」と直結しています。

日頃、自分では意識しづらい骨盤底筋。これを機に骨盤底筋を鍛えることを意識してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

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